1984年にデビューしたエミリー・ロッダは今年、作家生活40周年を迎えます。
また、10月には2年ぶりの最新作「Landovel」も発売予定!
40周年記念イベント
- エミリー・ロッダ 40周年記念Ebook「Out of the Box – the Art and Life of Emily Rodda」
エミリー・ロッダの半生と作家としてのキャリア、そして彼女の作品を研究した250ページのEbookが公開されています。
- オーストラリア国立児童文学センター50周年記念展
オーストラリア国立児童文学センター(NCACL)設立50周年記念展の一環で、オーストラリアを代表する児童書作家のひとりであるエミリー・ロッダの作品と、その翻訳書などが展示されました。
日本で作られた「デルトラクエスト」のおもちゃ、カードゲームなどのグッズも展示されました。
40周年を記念して、デビュー作「Something Special」が新装版で登場!
- 日本語版はこちら「とくべつなお気に入り」
ある日のケイトの家は大騒ぎ。次から次へと古着が運ばれてきています。週末、学校で開かれるバザーでお母さんが古着を売るからなのです。やっと古着がおさまった物置部屋で、ケイトは見たこともない人たちに出会います。それぞれが着ている服には愛着と思い入れがあり、「とくべつなお気に入り」だということなのですが…。
amazon.co.jp(https://www.amazon.co.jp/dp/4265860044)より
最新ファンタジー「ランドベル(Landovel)」10月発売
流れに逆らって戦うヒーロー、
仲間たちは彼のそばで戦う。
危険、魔法、秘密、嘘、
決して死なない暴君、
裏切られなければならない予言、
倒さねばならない悪、
伝説のエルの脅威…。
これはランドベルの物語である。
一度ランドべルに足を踏み入れたら、出たくなくなるはずだ。
「デルトラ・クエスト」のベストセラー作家、エミリー・ロッダがスリリングな冒険のすべてをお届けします。前代未聞の出版イベントとして、「ランドベル」の3部作が1つのユニークで魅力的なパッケージになって登場。色とりどりのカラースプレーで縁取りされた、3冊すべてが入った見事な装飾が施されたギフトボックス入りの「ランドベル」は、特別な記念品であり、究極のファンタジー・クエストであり、物語全体を一度に夢中になって読むことで、若い読者の情熱に火をつける完璧な方法です。
(Allen&Unwin ホームページ(https://www.allenandunwin.com/browse/book/Emily-Rodda-Landovel-9781761069758)から引用・翻訳)
エミリー・ロッダの2年半ぶりの最新作、「ランドベル(Landovel)」が10月1日に発売されます。
3部形式の物語をひとつにまとめた944ページの大長編。日本語版の刊行予定はありませんが、特別なギフトボックス入りの英語版がAmazon.co.jpにて予約受付中です(在庫切れ、再入荷予定なしになりました。7/26追記)。エミリー・ロッダがつむぐ「ランドベル」の世界を訪れたい方は、ぜひチェックしてみてください。
「ランドベル(Landovel)」あらすじ
ファンタジー・クエストの巨匠、エミリー・ロッダが贈る、強烈で魅力的、そして卓抜した構想の3冊シリーズ。
デリーは、エルの地のあいだにある海賊の隠れ家、クラムズ・ロックの子ども奴隷としての生活しか知らない。クラムの毒味係であったために他の奴隷たちから疎まれ、以前の人生についてほんのわずかな記憶をたどろうとする彼の唯一の救いは、クラムが盗み出した図書館で手にすることのできる本であり、そのなかには彼のお気に入りであるエルの伝説もふくまれている。しかし、デリーの読書能力は、時代遅れのトゥルー・ランドヴェルでは禁じられているから、それさえも秘密にしておかなければならない。
だからデリーは自分ひとりで抱え込み、友人もなく、今日を生き延びる以上の未来もない。ある日、伝説の処刑人エルから逃げる旅人がクラムズ・ロックに到着し、すべてが一変する。そのノートには、デリーの運命や過去とともに、シリーズを通して明らかになる秘密が詰まっていた。クラムズ・ロックの奴隷たちが救出され、より先進的なフリー・ランドヴェルに連れて行かれたとき、デリーと3人の仲間、キャット、ストロー、ヌムは、フリー・ランドヴェルに対する戦争計画を阻止するため、トゥルー・ランドヴェルへの危険な旅に選ばれた。
数年前、ハントは愛するVとともに、トゥルー・ランドベルの腐敗と、民衆を恐怖と飢餓で抑圧しながら豊かに暮らすために国王がつむいだ謎めいたエルの偽りを暴くために戦った。デリーとその仲間たちは王の宮殿を目指して旅を続け、ニッサという新しい友人を作る。彼らは共にトゥルー・ランドベルでの生活の不穏な真実を目の当たりにし、お互いを含め、誰を信用していいのかますます疑心暗鬼になっていく。
Booksfromaustralia.com(https://booksfromaustralia.com/book/landovel-series/)より引用、DeepL.comにて翻訳
人間たちの中にはエルが住んでおり、王の忌まわしい赤い衛兵を恐れているのだ。
スカーレット・シティに到着した直後、仲間たちは暴動で離れ離れになり、それぞれ別の運命へと走り出す。
デリーはグレヴィル王のもとで秘密のノートと静かな英知、大胆不敵さ、そして高まる怒りだけを頼りにすることになる。
助けてくれる仲間もいない中、デリーは誰を信じればいいのかをすぐに決めなければならない。デリーはエルの国を救うことができるのか?