ここはデルトラ王国。王家に伝わる七つの宝石の魔力が、国を守っている。その宝石が影の大王に奪われた! 国を救うため、少年リーフが一枚の地図を頼りに冒険の旅に出る…。愛と友情と闘いのファンタジー。

「MARC」データベースより

リーフは、元衛兵のバルダ、森で出会った少女ジャスミンと旅を続ける。行き先は、おそろしい魔女テーガンが支配する荒れ地。その道中、影の憲兵に連行されている小さな男を見つけ……。

3つめの宝石が眠る「ネズミの街」へ向かう、リーフ、バルダ、ジャスミン。奇妙な風習を持つ街に迷い込み、とらえられた3人は、デルトラと影の大王のある秘密を知ることに。

命からがら旅をつづけるリーフたちがたどりついたのは、見わたすかぎり生き物の気配すらない砂丘「うごめく砂」。そこでリーフは、言いようのない強い魔力に引き寄せられる。

羽根を持つ伝説の動物 キンの助けを借りて、「恐怖の山」へやって来た3人は、思いがけない人物の名を目にする。一方、荒れ果てた山のとりでには、巨大ヒキガエル・ゲリックが住みついていて……。

リーフ、バルダ、ジャスミンは、影の大王への抵抗をかかげる「レジスタンス」の少年デインと一緒に、魔物の洞窟を目指して川を下る。だが、盗賊の襲撃にあい、『デルトラのベルト』をうばわれて大ピンチ！

リーフ、バルダ、ジャスミンとデインは、魔法の街トーラへたどり着く。王家に忠実なはずのトーラの街は、まさかのもぬけの空。その中央には、トーラ族が街を去った理由を物語る品々が残されていた。

ついに七つの宝石がそろい、残す謎は、デルトラのベルトの魔力を復活させられる王の子の居場所のみ。王の子を見つけ出すため、旅で出会った仲間たちを集めるが……。リーフ、バルダ、ジャスミンを、運命ははじまりの地デルへと導く。